SONY VAIO S90S
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SONY VAIO VGN-S90S13.3ワイド画面搭載モバイル機
知人から依頼のHDD即死、光学ドライブ不調のS70B修理用の部品取りが目的のジャンク品をオークションで入手、突然死がよくあるモデルのようです、実際メーカーの方でもマザーボードの無償交換対象になったPCの様です。
今回は、OS(リカバリー)の抽出が目的の為突然死ならHDDは無事の可能性が高いという事で、非常に安く手に入れれました。
入手後早々に確認、電源は入るようですが、初期画面すら出ません、ただむなしく電源ランプが点灯して、何も変化しない・・・・
さて、開腹し、必要な部品を抜き出しますか・・・・・
トップカバーにわずかに擦り傷がある程度のキズも少ない良い状態の物です、入札はモデル名ではなく機種番で該当機種と言うことで落札しましたが、なんとSONYStyleモデルのS90Sだったのです。
まずはひっくり返し、メモリーのカバーを外します、前のオーナーが動かなくなった時に、外そうとしたのでしょうか?メモリーと、無線LANボードがソケットから外れていました。このときふと思い出しました。PCG-FXのマザボトラブル、メモリソケットの不具合で、起動不能の突然死も事・・・・ひょっとして突然死の原因は、これかも、よからぬ思いが頭をよぎりますが・・・・・・
ここはとりあえず作業を勧めましょう。⇒の示すネジを外します。
⇒の示すネジを外したら、表にして、モニターを開きます、キーボードのF4とF12のキーに隠れるようにある、爪を小型の−ドライバーで押し込みキーボードを浮かします。
手前にめくるようにキーボードを起こし、手前の爪を抜きます、そのまま手前に起こすようにめくり、パームレストに置きます、このときケーブルがほとんど長さギリギリのため気をつけます。
キーボードのケーブルが刺さるコネクタの茶色い部分を裏から持ち上げるようにケーブル側に起こします、ロックがはずれ、ケーブルが外れます、次は、スピーカーのコネクタを外しますピンセットで写真の様に摘み軽く持ち上げると外れます、無理をしてコードを傷つけないようにしましょう。
このように外れます、外した方は右側のスピーカーです。続いて左側のコネクタも同じように外します。
続いては、インテリジェントタッチパッド、ボタン、表示ランプなどのケーブルを外します、先のキーボードケーブルコネクタの手前にブルーのタグが付いたフラットケーブルがあります、このタグを表に引き出し、しっかり摘んで引きます、この手のケーブルは差し込んであるだけですが、あまり無理をすると千切れたり、ケーブル先端部のプリント配線が剥がれてしまうので注意が必要です。
これでとりあえず、表からアタックするコネクタ、ケーブル類はここまで、⇒のネジを全て外せば、ケースが外せます、ここでもいきなり外してしまわず注意します。右の写真の様に、この後外さなければならないケーブルとやっと対面です、これらは電源、S1、S2のスイッチとつながっています。
ケースを数cm持ち上げるとこのようにつながっています、ケーブルは差込だけの物、注意して引き抜きます。
やっとケースをめくる事が出来ました。
これで中身とやっとご対面、手前の右側がHDD、左側がPCスロットルの下に薄型のCD-RW/DVD-ROM(コンボドライブ)があります。
中央の下にはメモリースティックスロット、緑色のリチュウムバッテリ、右奥がCPU、グラフィックチップ、冷却用のファンとヒートチューブがあります。
さて、PCスロットルも外して、光学ドライブも外します。ケーブルはロック付きコネクターに刺さっています。キーボードコネクターと同じ構造です。
ロックを起こし、ケーブルを抜きます、後は、ブラッケとを止めているネジを外せばOK
 
このあと、HDDを専用ケーブルで、他のPCに接続、結果思いの通り一発でマウントしました。
サクサクっと、データを抽出、念のため同容量のHDDにて、クローンを作成、知人のPCにHDD搭載、光学ドライブも入替、無事に起動
ささっと、製作したリカバリーディスクでセットアップして、基本作動、チェックソフトで確認OKだったので、納品して完了。
工賃は、実費+αと珈琲、残ったジャンク部品一式・・・・・・趣味ですので良いのですこの程度の事で弄れる事が楽しいので。

しかしこのまま終わったのでは、凝り性の名前が・・・・ジャンク部品をチェックした上で組み立て見ました。
マザボの掃除、クーリング関係の掃除、光学ドライブのピックアップレンズクリーニング、レーザー出力の細工など。
さて、組み立てましょうか・・・・・電源を入れました、内部で、光学ドライブが動き、HDDの動きがあり、起動画面が表示されました。
F2を押し、BIOS画面を出し設定を確認、時間もきちんとカウントしているよしよし、シャットダウンを選択、再度起動、当然OSが無いとの表示、当たり前です。リカバリーディスクで工場出荷状態にとりあえず戻します。
ここで、チェックしたら、なんとS90SのIntelM1.9GHz、グラフィックチップも良い方が搭載されている、液晶もHDDだけ最低容量の40GBメモリーは512MBのモデルです。
再起動後、色々確認、メモリーテストで異常が出ました。どうもチップが死に掛けている様子。しばらく使い高負荷かけたらフリーズ、再起動しません、メモリーを外し、クーリングスプレーで冷却後、スグに起動、再度実験フリーズ再現して、起動不能確認、そのままメモリーを強制冷却、スグに起動する。これで調達部品は決まりですね。
ここはオクで調達です、512MBを2個で1GB搭載です、コンボドライブをマルチドライブにしてDVD-Rも使えるように、ついでにドッキングベイもゲット


凝り性なB型の不完全記録