SONY VAIO K30B
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VAIO VGN-K50Bを修理してみました。
オークションで入手のジャンク品、一応動きますが、何かと問題があるようです、まずはモニターの照度ムラこちらは陰極管とリフレクター、後はインバーターの点検を・・・・
なんとなくキーボードも調子が悪い、こちらは総分解を決行しましょう。
 
モニター4隅のラバーをはがして、ネジを取り外す、トップカバーとモニター枠の隙間に爪を差込エイヤー・・・で枠は外れました。ヒンジ部の⇒のネジ、上部のネジ合計6本でモニターとそのフレームが外せました。
ドライバーで示すのが陰極管用のインバータです、入力、出力側のコネクターの緩み配線の取り回しで開閉によるストレスが無いか点検です
奥まった所にあるスイッチスピーカーのケーブル 外しにくいので裏返してカバー側の基盤で外します
キーボード用のフラットケーブルこちらもケーブルにはあまり余裕は無いです、浮かして奥に見れるクリーム色のコネクターのロックを引いて解除してケーブルを外します。
キーボードのキートップを全て外しました、ピンセットでパンタグラフリンクを外します。
この状態で、ラバーボタンの隙間から掃除です、エッ隙間ですか?先端の丸い所の、黒い導通部分の回りにエアー抜き用の、隙間が有るのです、ここから細い物で、中にあるゴミを取り除きます。
長年使用すると、こんな所まで、綿埃が侵入して、接触不良になり、キー入力がおかしくなるようです。
ラバーの透明な部分に破れがあったら致命傷です、キーボード交換しか残された方法は無いようです。
外した、パンタグラフリンクです引っかかりだけで構成されているようです。
ほんのわずかな突起で引っかかるだけ、コの字型の両端にある物でボードのリブに引っかかるだけ。
コの字型の部品を付けて、下から滑らすように、□型の部品を入れます、次にラバーボタンを押えるプレートの溝を引っ掛け、写真のピンセット側はスナップでコの字型の部品の細い部分に嵌ります。
この状態で、上から静かに、指で押えます、パチンと音がしてスナップ部分が、勘合します。
位置が悪かったり、押さえが悪いと嵌りません、下手をすれば、細い部分が、折れてしまいます。
今回は、運良くラバーの痛みは無く、この作業で見事復活してくれました。
分解中気になった部分・・・マザーボードにどう見ても、無線LAN ボード用のコネクターが遊んでいる。そこで手持ちのボードを、アンテナは、モニターとトップカバーの間に後から入れようと思います。
角度を変えて、覗くように見ると、気になるコネクターが見えます、其処に無線LAN基盤をスロットイン。
取り付け後、少し離れ見れば、あたかも最初からあったような収まり方、アンテナ線も綺麗にまとまっています、結局起動後、このボーどのドライバーが見つからず断念、インテルの同様なボードに交換、ドライバーもあて、認識もしました、設定はソフトから全て行なえました。ON/OFFも可能、無線LAN実装のKの出来上がりです。けど、アンテナとのマッチングでしょうか、若干感度が悪いようです。
気になったので、冷却フィンのシール部を剥がしたら、案の定、埃が蓄積しています、細いピンセットでスリットフィンの間を1ッ箇所ずつ掃除しました、出てきた一部が右の写真。
最終的には、納得行く状態になりましたので、色々R505のデータを移行して、奥さん専用機の完成です。
凝り性なB型の不完全記録